
奈良の節分行事
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いよいよ明日は節分ですね。(写真は興福寺追儺会の鬼です)
ホテルサンルート奈良の近隣の社寺でも様々な節分行事がおこなわれます。
少しずつ時間がずれているので、頑張れば奈良の節分行事グランドスラム達成!なんてこともできるかも?
■東大寺二月堂
二月堂では「還宮(げんぐう)」と「節分豆まき」が、おこなわれます。
還宮とは去年お祀りしたお札やお守り等を火にあげる儀式。午前10時頃から二月堂東南の飯道神社上の壇で還宮作法が厳修され、山のように積み上げられたお札に点火されます。
節分豆まきは午後2時頃、二月堂の舞台の上から行われます。お参りの方は舞台下の芝生で豆を受けることになります。
近年は豆とは別に色とりどりの鈴もまかれています。
■興福寺 追儺会
東金堂で午後6時30分から薬師如来の御宝前で除災招福の悔過の法要が行われます。
その後午後7時15分より鬼追いの儀式、豆まき行事が行われます。鬼達が退治され、大黒さまが出てきたあとは、年男、年女による豆まきです。福豆の袋と、福の印がついた紅白のボールが投げられます。福豆の袋は福引になっていて豪華賞品が当たるそうです。3500の豆袋が撒かれますが、キャッチすることに夢中になりすぎてケガをすることのない様、注意してくださいね。
■春日大社 節分万燈籠.
境内には燈籠石燈籠約2000基、釣燈籠約1000基の合計約3000基あります。それらは800年の昔より貴族や武士を始め広く一般国民より奉納されたものです。
浄火を献じて神様に様々な祈願をすることが万燈籠。
回廊沿いの灯影に幻想的な世界が現れます。
8月14日と15日の年に2回全燈籠に火がはいります。
17時半頃~舞楽奉納
18時頃……全燈籠に灯がともる
20時半……閉門予定
拝観:回廊内特別参拝は500円。また、3000円以上の初穂料で献燈可
場所:直会殿(舞楽)・境内一円
■元興寺 節分会
元興寺の境内では導師と行者衆による星祭・厄除け・招福祈願の柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)と火渡り修行が行われます。
柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)とは、炎の中に不動明王を勧進し祈願を行うもので、その炎に願いを書いた護摩木を投入し焼き尽くすことで願いごとを、お不動様に聞いていただきます。
元興寺は、八雷神や元興神の鬼の発祥地。「福は家の内に入るように」「鬼は自分の内から出るように」との願いから近年あえて「福は内、鬼は内」と呼ばれています。12時~法要
13時~柴燈大護摩供/火渡り秘供 15時~豆まき