
采女祭り 采女神社(9月8日)
- 伝統行事
- 未分類
- 観光情報
猿沢池月は南都八景のひとつに数えられており、中秋の名月の夜、采女祭りは行われます。
「大和物語」に、天皇の寵愛が薄れたことを嘆き、猿沢池に入水した采女の話が載っています。
その霊を慰める行事ですが、現在は奈良市観光協会の行事として、名月を愛でる雅な行事になりました。
JR奈良駅から采女を祀る采女神社へ、秋の七草で飾られた花扇の奉納行列が向かいます。
采女神社では春日大社の神官によって神事が行われます。なお、采女神社の社殿は鳥居に対して後ろ向きに建っていますが、
これは采女が自らが身を投げた池を見るのは忍びないと、一夜のうちに社殿が後ろを向いたといわれています。
神事のあと、一行は猿沢池に浮かぶ二隻の船乗り込んで、雅楽を奏でながら池を巡り、花扇を池に沈めます。
■日時:9月7日(日) 17時~18時/宵宮祭
9月8日(月)17時~20時/本祭
17時~ 花扇奉納行列(JR奈良駅前~三条通り~采女神社)
18時~ 花扇奉納神事(采女神社)
19時~ 管絃船の儀(猿沢池畔)
■アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約5分
詳しくはこちらをご覧ください↓