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観光タクシーで社寺巡礼 ~室生寺・大野寺・安産寺~

 こんにちは!フロント佐伯です!!

先日、「走るソムリエ」として知られる奈良県の個人観光タクシー「吉田個人観光タクシー」さんに室生寺をガイドしていただきました!

吉田個人観光タクシー

 

ソムリエとは奈良についての歴史、文化、地理などあらゆる知識を問われる試験「奈良検定」の最上位資格である「奈良まほろばソムリエ」を所得された方のことです。

これは奈良県の観光業に従事する人なら必ず一目置く(はず!笑)資格で、昨年平成25年度の「奈良まほろばソムリエ」の合格率はわずか“15.1%”の超難関です!

 

ホテル 9:00頃

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室生寺 10:10頃

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大野寺 13:30頃

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安産寺 14:00頃

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ホテル 15:20頃

行程はだいたい上の通りです。ホテルから室生寺に向かう途中に田原の里にある「春日宮天皇陵」や大神神社の奥の院ともいわれる「雄神神社」(雄賀山をご神体とし古い自然崇拝の信仰形態を残しているそうです。雄賀の神様が西の國津神社に来られるときに休んだ場所、地元の人々は「やすんば」と呼ばれる”じゃそう”が田んぼの中や、あぜに4か所残っています。)

に寄っても一時間程!

室生寺は奈良市から遠いイメージがあったのですが、トンネルが開通したおかげで思っていたよりずっと早く到着しました!

 

【太鼓橋】

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 朱塗りの欄干が鮮やかな太鼓橋を渡って境内に。このあたりの光景は室生寺の顔として、訪れる人を迎えてくれます。

昭和34の伊勢湾台風にて流され、同じ総木造で復興されたが痛みが早く今は床下に鉄骨が用いられ、橋のそりが一層強くなっています。

 

【五重塔修理費寄付者・御芳名】

こちらは平成10年9月に台風7号にて杉の巨木が室生寺五重塔に倒れた際、その修繕費の寄付者 御芳名。

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 TV、新聞で報道されるやいなや修理費用にと、全国から寄付者が殺到しました。

中には有名な著名人や、ある高校の〇年〇組、お子さんが手紙に100円を貼り付けて送ってくるなど、本当に室生寺の五重塔が多くの方々に愛されていたんだと思うと胸が熱くなりました。

 

【仁王門】

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こちらの仁王門は「昭和の仁王門」と呼ばれているそうです。

というのも、江戸元禄時代までは残っていたのですが、残念ながら300年前、町民文化が華々しかった頃に燃えてしまいました。

それからずっと仁王門はなかったのですが、昭和になってようやく再建されました。

なので「昭和の仁王門」と呼ばれているそうです。

向かって右手の口を開けておられるのが「阿形像」口を閉じておられるのが「吽形像」です。東大寺や法隆寺の吽形像は黒いですが、室生寺の吽形像は青いのが特徴的です。

吉田さん曰く、仁王門には正しいくぐり方というものがあるらしく、向かって左半分から入るそうです。

反対に参拝を終えて帰る時は、入口から見て右半分、つまり仁王門をくぐる時は常に左半分をくぐるのが正しいんだとか。

仏の御前でパワーをいただき生気みなぎりシャバにもどるとか。

 

【鎧坂】

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 実はこちらの鎧坂の石はもともと、すぐ脇を流れる地元室生川の石をだそうです。ですのでよく見ると角が丸くなっています。

写真に見られる手すり、実は2010年に天皇皇后両陛下がご参拝された際に設置されたものです。

ご参拝後は撤去される予定でしたが、室生寺はご高齢の方も多く参拝される為そのまま残されています。

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女人高野と呼ばれている室生寺。

昔の女性は着物を着ていたため階段の幅が少し広くなっています。

今まで多くの女人の参拝者を迎えてきたため、よーく見ると石がすり減り足跡ように若干窪んでいます。

 

 

【金堂】

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写真左の階段を上り、金堂の左角の上の梁を見てみると、

梁の上にカエルが股を広げているように見える「蛙股」があります。

その中央に彫ってある薬の壺(薬壺)。これは薬師如来が持つ壺で、

ご本尊が薬師さまだったという証だそうです。

 

【五重塔】

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まわりの雰囲気に溶け込んだ女性的で可憐な姿は、強い印象を心に残します。

 

日本における屋外に建つ五重塔の中では最小を誇る五重塔(16,1m)。

フォルムは小さいが屋根が反っている為存在感があり、長年にわたり愛されてきました。

また、日本で唯一宝蓋がかかり、水煙がない為軽く見せています。

ご存知の方も多いとおもいますが、この立派な五重塔に、樹齢650年45mの巨木が五重塔左後ろに倒れ掛かってきました。

その修繕費は莫大で、3年4億円かかると発表されました。

しかし異例の速さで、1年10か月1億3920万円で修理されました。

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五重塔の西北側に切り取られているこちらの杉の木、平成10年9月の台風7号で巨木が搭に倒れてきた木とよく間違われるそうです。

しかし、こちらの木はむしろその逆で、「身を挺して倒壊の被害を最小に抑えてくれた木」なのです。

こちらの木の更に西10数mの所にあった巨木が倒れてきた際、 こちらの木のおかげで倒木の軌道が少しずれ、搭の中心軸への被害は見た目以上に酷くはなく、搭全体を解体する最悪の事態は免れました。

まさにスーパーヒーローです!!

思わず手を合わせたくなりますね!

 

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角度を変えて撮ってみました。

んー、どの角度で見ても違った魅力がありますねぇ。

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こちらの木は室生寺のパワースポット!

よく見ると土ではなく、岩に寄生しています。これ程の大きな木の生命力には驚かされますね!

どんな状況に陥っても諦めずに頑張る強さをもらえそうです。

 

【奥の院へ続く階段】

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室生寺奥の院へと続くこちらの階段、じつに全部で700段もあり、ほとんどの方はこちらまで上らずに帰ります。

ただ段数が多いだけではなくかなりの急勾配になっています。

 

この階段の上には弘法大師を祀る立派な御影堂(各地にある大師堂の中でも最古級の堂)があります。

板葺き二段屋根の宝形造りで、屋上の宝珠と露盤は素晴らしいです!

 

 

 

【しんしんと降る雪】

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帰り際、境内をしんしんと雪が包み込み、とても厳かな雰囲気。

 

【橋本屋】

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昼食はこちらの老舗旅館「橋本屋」さんでいただきました!

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あまり山菜料理を食べる機会はないですが、本当に美味しいです。

一品一品に手間がかけられており、味もしっかりしています。

食べた後は満腹感と満足感でいっぱいです♪

 

 

 

【大野寺 弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)】

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大野寺から室生川を隔て対岸にある、巨岩に刻まれた11,5mもの巨大な弥勒仏。

かつてはこの川の水かさは弥勒磨崖仏の足元まであり、大野寺から室生川を隔てた向こう岸を「悩みも苦しみもない浄土の世界」と言われていました。

 

 続いて向かったのは「安産寺」です。

近鉄大阪線「三本松駅」から徒歩約5分のところにあります。

拝観するには専任保護委員に事前予約が必要です。

 

安産寺のご本尊「子安地蔵菩薩尊像」は中村地区の自治体の方々が管理されており、かなり間近で拝観させて頂けました。

不思議なお地蔵さまで、お顔を左側から見たときと、右側から見たときでは印象が異なります。

普通はお地蔵さまの背中は、正面からは見られないので細かく彫られていないことが多いのですが、こちらの像は背中まで手を抜くことなく彫られています。

また、指先の繊細さは見事で、かなりの腕の技師によるものであることが分かります。

 

帰りの車内では、「奈良の地名難読解クイズ」なるものに挑戦。

吉田さんが作成した奈良の難しい地名クイズなんですが、奈良に住んでいる我々でも読めない地名があり何とも面白い!

ガイドの間、吉田さんとのお話は途切れることなく、尚且つとても楽しく過ごせました。

吉田さんの人柄もありますが、何より全身から奈良に対する愛が伝わってきます。

 

奈良に観光に来られる際には、解りやすく、そして楽しく解説してもらえる「観光タクシー」、ぜひご検討くださいませ。

 

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