
當麻寺 練供養会式(5月14日)
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寛弘2年(1005)から始まる中将姫の現身往生を再現する行事で、恵心僧都(えしんそうず)源信によって始められたと伝えられています。
観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、極楽へ導くありさまを再現している儀式です。
1000年を越える伝統を持つこの行事は、もちろん我が国の「練供養(ねりくよう)」の発祥です。
毎年5月14日16時、一番鐘と共に練供養が始められます。菩薩面・装束を付けた聖衆が来迎橋を渡ります。(雨天の場合は、来迎橋ではなく、曼荼羅堂の周囲を行道します。)
それに先立ち、13時からは伝統の節回しによる拝礼式「當麻曼荼羅絵解き」と「写仏会」が、中之坊にて行われます。
【日時】5月14日(火)
【時間】13時~拝礼式「當麻曼荼羅絵解き」と「写仏会」、14時~声明・読経による法会とともに笙・尺八の奉納演奏、16時~練供養会式
【アクセス】近鉄奈良駅→大和西大寺駅→橿原神宮前駅→当麻寺駅
当館からの所要時間約1時間30分